四国リーグもいよいよ佳境を迎え、残すところあと2試合。
今回の対戦相手は昇格組ながらJリーグ経験者を多く抱えるSONIO高松。
前期の対戦では逆転負けを喫しており、シーズンダブルは絶対に避けたい試合です。
多度津FCはこの1週間も入念にトレーニングを積み、リベンジを果たすべく挑みました。
試合は早々に動きます。前半5分、篠原選手からの絶妙なスルーパスに反応した梶山勝矢選手が相手GKの動きを冷静に見極め、頭上を抜く美しいループシュートで先制点を奪います。
続く10分、サイドチェンジから藤本選手のクロスを中央の三原圭太選手に送ると、三原選手はダイレクトで決めて追加点。
10分間で2点のリードを確保し、スタジアムは早くも熱気に包まれました。前半はそのまま2-0で折り返します。
後半に入ると、SONIO高松が前に出てきて反撃を試み、危険な場面をいくつか迎えますが、DF陣は坂田選手を中心に体を張って守り切ります。
そして54分、再び梶山選手が裏へ抜け出し、相手GKを巧みにかわして福島凌選手へパス。
福島選手は冷静にこのチャンスを生かし、3点目を奪いました。
しかし、ここから試合は一転。
67分、相手の完璧なコーナーキックから1点を許し、スコアは3-1に。
さらに、後半アディショナルタイムに右サイドを崩され、再び失点して1点差に詰め寄られます。
スタジアムの空気は緊張感に包まれ、多度津FCは最後の瞬間まで相手の猛攻をしのぐ展開に。
しかし、全員が体を張って集中を切らさず、試合はそのまま終了。
最後はヒヤリとしたものの、前期の借りを見事に返す勝利となりました。
これで残るはあと1試合。
この団結力を維持し、全力で戦い抜きたいと思います。
本日も暑い中、熱い応援を送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
次節も引き続き、熱い声援をよろしくお願いいたします!