第41回四国社会人サッカーリーグ第11節。対戦相手は新商クラブ。
国体予選などで約1か月の中断期間があった四国リーグ、国体組はハードなスケジュールをこなし、残りのメンバーは試合はなかったがトレーニングで追い込んだ。今シーズンも残り4試合、全部勝って全社に行く。
多度津のスタメンは前節のセレステ戦で不在だった31番関が定位置のセンターバックに入り26番中土井が本日は不在、32番田代が右サイドバック に入る。
ここ数日続いた猛暑も幾分やわらぎ13時キックオフだったが湿度も低く暑さとの戦いは少しはマシだが給水タイムは設けられた。
前半開始。
序盤から淡々とペースをつかむ多度津だが 相手の組織的かつコンパクトな守備をなかなか突破できず試合が進む。低い位置でボールを回すことはできるが前線に効果的なパスがなかなか入れられないも徐々に右サイドを中心に突破口が開けてくる。
前半22分、31番関から右サイド4番黒田へ大きくサイドチェンジ、ボールを受けた黒田が中に切り込み逆サイド16番佐藤へ完璧なクロスを入れるが走り込んだ佐藤にわずかに合わない。続く26分、左サイドコーナー付近でフリーキックのチャンスを得る、キッカーは11番萬條。萬條のフリーキックは飛び込んできた中央32番田代に合わすも田代のシュートはヒットせずキーパーに防がれてしまう。
41分、16番佐藤が得意のドリブルで切れ込みミドルシュート 、ボールはディフェンスに弾かれたがボールはゴール正面に溢れる。このこぼれ球に詰めていたのは32番田代、後は流し込むだけだったが田代はこの絶好球をふかしてしまいボールはバーの上を超えてしまう。
44分、8番大山の楔のパスを16番佐藤がダイレクトではたき裏に抜け出した10番三原へ渡る。キーパーと1対1になった三原が冷静にゴールを狙うがボールはポストのギリギリ外を通過してしまう。ここで前半終了。
後半開始。
開始直後から怒涛の攻撃を仕掛ける。後半46分、29番服部が右サイドをドリブルで仕掛け中央へマイナスのボールを入れる。そこへ走り込んできた11番萬條がダイレクトで強烈なミドルシュートを放つ。キーパー1歩も動けず ゴールかと思われたボールは無情にもクロスバーに弾かれてしまうがこぼれ球を右サイド32番田代が拾いもう一度素早くアーリークロスを中に入れる。このボールに飛び込んだ29番服部が頭で合わすもボールはわずかにポストの横をすり抜けてしまう。
続く48分、右からのコーナーキックを4番黒田が中央へ入れる。ファーサイド31番関がこのボールを折り返すと29番服部がオーバーヘッドでゴールを狙ったが ディフェンスにあたりこぼれる。このこぼれ球にいち早く反応した8番大山が ダイレクトボレーシュート。ボールは一直線にゴールに突き刺さり多度津待望の先制点。 第9節アルヴェリオ戦の決勝ゴールで見た大山の美しいボレーシュートの再現 。大山はリーグ戦5ゴール目。 【1-0】
続く55分 、1番GK川尻のゴールキックを29番服部がセンターサークル付近で相手ディフェンスに競り勝ちヘディングで後ろにそらす。 ディフェンス背後に抜けたボールに反応した10番三原が一気に加速、 相手ディフェンスと激しく競り合いながらも飛び出してきたゴールキーパーの頭上を越すループシュートをゴールに冷静に流し込む。多度津追加点【2-0】
ここから新商クラブは得点を奪いに前がかりになるが 多度津ディフェンス陣は冷静に対応しチャンスらしいチャンスを作らせない。
67分に18番藤本、79分に38番堀川と若い選手を入れ 追加点を狙いに行くがスコアはこのまま動かず試合終了 。今期5勝目を挙げ 勝ち点を16まで伸ばした。

1か月ぶりの試合でしたが中断期間中に追い込んだ分コンディション的にも悪くなく失点も0で終え良い試合ができたと思います。 この調子で残り3試合一気に駆け抜けたいと思います。
今節も応援ありがとうございました。次節もよろしくお願いします。

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